肋間神経痛
- ✅片側の肋骨に沿ってピリピリ痛い
✅くしゃみ、せきをすると痛い
✅体を捻る動作等で痛い
✅重い物を持ち上げると痛い
✅寝返りをした時に痛みで目が覚める
✅思い当たる原因がない、理由がわからない
肋骨と肋骨の間には神経が通っており、背中から胸部の肋骨に沿って走行している「肋間神経」があり、この肋間神経が何らかの原因で痛みやシビレをともなうことを「肋間神経痛」と呼びます。
肋間神経痛が発生してしまう理由とは?
肋間神経痛は、骨折や帯状疱疹時のウイルス感染など原因がはっきりしているものもあれば、ストレスや疲労など原因が判別しづらいケースもあります。
肋間神経痛の原因についてみていくと、帯状疱疹が原因で発症することが多いです。帯状疱疹は、体内の水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスが活動を再開すると発症します。普段は身体の免疫力によって抑えられていますが、免疫力が低下すると増殖し、肋間神経に沿って発疹が出現します。神経節から皮膚へ移動して帯状にピリピリと持続した痛みが特徴です。では、その他の肋間神経痛が発症しやすい人にはどのような特徴が見られるのでしょうか。
① ストレスが溜まっている
ストレスをため込むと筋肉が緊張状態となり、身体中の血行が悪くなるため神経痛を感じやすくなります。また、ストレスは原発性肋間神経痛(原因がはっきりしないもの)の原因とも考えられているため肋間神経の異常興奮を助長してしまう恐れもあります。
実際は、自分がどれくらいストレスを抱えているかどうか分かりづらいですが、生活を送るだけでもストレスは蓄積されていきます。意識的にストレスを発散する時間を作ることが大切です。
② 姿勢が悪い
姿勢が悪い人は肋間神経痛を発症しやすいです。猫背や変性側弯などの不良姿勢を続けていると腰痛や肩コリのような症状だけではなく肋間神経痛をはじめとした神経痛にまで発展することがあります。
特にデスクワークやスマホを見る時の姿勢は注意した方がいいです。椅子に浅く座り、頭が前に出ている、長時間下向きが続くような悪い姿勢が続くことはよくないです。
そもそもデスクワークやスマホを使う時間を減らすことが望ましいですが、この現代社会においてあまり現実的ではないため良い姿勢を日頃からキープするように心がけることや姿勢矯正を受けることをおすすめします。
③ 運動不足
運動不足は血行の悪化や筋肉の緊張状態を引き起こし、身体中の神経系にも悪影響を及ぼします。また、運動不足は筋力の低下につながり、インナーマッスルが弱まることでさらに姿勢悪化などの症状も現れます。そこで、筋力維持、血行改善のために軽いストレッチやウォーキングでもいいので運動する習慣をつくりましょう。
肋間神経痛の治療法とは?
まずは、整形外科的検査を行って鑑別診断をします。その上で患者さんに適切な治療をさせていただきます。原因が骨折や帯状疱疹が疑われ、整形外科の精査が必要な場合、当院と連携させていただいている整形外科病院へ紹介させていただきます。
それ以外の原因には内藤接骨院では、肋間神経痛の痛みに対して根本改善治療(骨格バランス矯正&筋・筋膜調節)を行っています。骨盤や背骨の歪みが原因の場合は矯正することにより、全身のバランスが整い、筋肉の緊張を取り除くことができるため肋間神経痛の緩和につながります。
神経性の症状や血流障害の改善目的では、3D立体動態波を併用し神経痛・神経伝達の改善、血流の改善を行っていきます。
また、筋機能の改善のため3D立体動態波のEMSを使うことで筋緊張を抑制し、かつ筋出力を上げていきます。こうすることで体幹を安定していきます。施術効果を上げをるために、ストレッチや体幹トレーニングの指導もさせていただきますのでお気軽にお声掛けください。
そのまま肋間神経痛を放っておくとどうなってしまうのか?
肋間神経痛を放っておくと、身体を動かしたときや咳、寝返りなど、ほんの些細な動作で息が止まるほどの痛みが出てしまうことがあります。その結果、痛みが出る度に大きなストレスを感じるようになったり、寝返りの度に目を覚ますなど、日常生活に支障をきたしてしまうことも少なくありません。
当院では筋肉と骨格の両方からアプローチする事により、肋間神経痛の根本的な原因を解消できるよう目指しております。一度当院にご相談ください。