TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)
- ✅手をつくと痛む
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- ✅手首の小指側が傷む
✅重いものを持ち上げる時傷む
✅包丁を使用した時に傷む
- ✅雑巾を絞る、ドアノブを回す動作で傷む
TFCCとは手首の小指側の位置にあり、2つの骨(橈骨と尺骨)の間を結んでいる靭帯や腱、軟骨などの軟部組織による構造のことを言います。
TFCC正常状態では手首の小指側の安定性、支持性を与えています。また、手首に回旋力が加わった時に、力の伝達・分散・吸収の役割があります。
胸郭出口症候群が発生してしまう理由とは?
TFCC損傷は、外傷や繰り返しの負担などでダメージを受けて痛みが出るケガです。転倒して手をついたりしたときや、スポーツでの使いすぎ、手首を酷使する仕事、炎症や加齢性の変化によって症状が出現します。特にタオルを絞ったり、ドアノブを回したりする動作や重い物を持つなどの際、また手首を小指側に倒す動きや手首をひねる際に痛みが生じます。
このTFCCという部位は、手首の構造的に複雑な為、治りにくい部位でもあります。
内藤接骨院での胸郭出口症候群に対してのアプローチとは?
内藤接骨院では、TFCC損傷に対して痛み・炎症が強い場合は3D立体動態波orハイボルテージをおこないます。これをおこなうことで疼痛部位の炎症を緩和していきます。同時に3D-EMSの電気で筋肉を動かしつつ尺側屈筋伸筋群の筋緊張を弛めていきます。3D立体動態波のような特殊電気を使用することで炎症・血液循環を改善することができ、なおかつ治療期間を短縮します。
根本改善治療(骨格バランス矯正&筋・筋膜調節)ではTFCC部にかかる負担や筋疲労を調整していきます。首、背中、骨盤の歪みを調節し姿勢を整えることで本来人間が持っている自然治癒能力を整え治癒能力向上を図ります。
また、テーピング・サポーターを使用することで患部を適切に圧迫固定し安静することで治りが良くなります。
そのまま胸郭出口症候を放っておくとどうなってしまうのか?
TFCC損傷は初期の段階では症状が痛みよりも違和感の方が強いのと、多少の痛みならガマンして使ってしまうため放置しがちの方が多いです。
ですが、TFCC損傷は手をついただけでも痛くなったりと徐々に日常生活にも支障をきたす場合があります。上記でもお話させていただいたように、元々構造的に治りにくい場所でもあるので、なるべく早く施術することをおすすめします。