扁平足
- ✅長時間歩くとすぐ足が疲れる
- ✅内くるぶしの下が痛くなることがある
✅足首や足の裏が歩くと痛い
✅ランニングの時痛くて走れない
✅膝、股関節、腰が痛くなってきた
足のうらに「土踏まず」がない状態を「扁平足」といいます。土踏まずとは足のうらにあるアーチ状のところです。歩く時にばねのように働き、体の衝撃をやわらげたり、姿勢を保持したりする役目があります。そのため「土踏まず」がないと足が疲れやすくなります。
また、土踏まずがないだけではなく後ろから見ると両かかとが「八の字」になって足が外反という状態になっている「外反扁平足」の状態になってしまうことがあります。
扁平足とは?
扁平足は大きく分けると「幼児期扁平足」と「成人期扁平足」の2種類に分類され特に多いのは「成人期扁平足」となります。
幼児期扁平足:土踏まずは乳児期にはなく、歩行することにより次第に形成されるのですが、幼児期の8歳ごろまでに足の筋肉や靭帯などの発達がうまくいかないことで扁平足が起こります。特にここ最近では子供の扁平足が原因で下肢のバランスが崩れ、歩き方が悪い子が増えてきているように感じます。それが原因となり外脛骨やカカトの痛み(セーバー病)による成長痛、後脛骨筋腱炎、シンスプリントなどの痛みを発症している子が増えてきているように感じています。また、先天的に骨の異常が原因で起こる扁平足の場合は症状の程度や合併症などによっては手術になることもあります。
成人期扁平足:中年以降の女性や肥満体系の方に多いと言われています。特に長時間の立ち仕事や歩行、急激な体重の増加、スポーツのしすぎなどが要因として挙げられます。それと、足首の怪我や何かしらの手術をしたことなども原因になると言われています。
特に足の内側にある後脛骨筋と呼ばれる筋肉が足裏のアーチを支えている大きな役目となるので、この筋肉が加齢によって弱くなってアーチを支えることができなくなることが原因になります。
内藤接骨院での扁平足の治療法とは?
内藤接骨院ではまず痛みや炎症がある場合は、患部に3D立体動態波という特殊電気を使い深部まで電気刺激を当てていきます。特にきっかけや原因がない場合は身体のバランスが歪んでいたり、身体の使い方が悪い可能性があります。この場合は根本治療(骨格バランス矯正&筋・筋膜調整)を行い筋・骨格のバランスを整える治療を行います。また、ストレッチやタオルギャザー等の運動を指導させていただき状態によってはテーピングにて足底のアーチのサポートをおこないます。
そのまま扁平足を放っておくとどうなってしまうのか?
軽度な扁平足の症状では、疲れやすいなどがあっても痛みなどはないこともあります。しかしそのまま放っておくと、外反母趾や足底腱膜炎など炎症や痛みを伴うトラブルになることがあります。子供の場合では、外脛骨、セーバー病等の成長痛やシンスプリントの原因となり足が痛く歩けなくなったり、体のバランスが崩れ膝や腰にも影響が出てくることもありますので、そうなる前にぜひ一度ご相談ください。