モートン病
- ✅足の指の付け根が不意にズキッと痛む
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- ✅歩くと痛い
✅足に体重が乗ると足裏が痛い
✅運動やマラソンなどをすると足の裏が痛い
- ✅立っている時間が長いと足の裏が痛くなる
✅特に朝起きてからの1歩目が痛い
モートン病は足の裏で足趾の付け根付近に生じる痛み、シビレ、灼熱感などの神経症状であり、中足骨頭の間を通る知覚神経が圧迫されて生じる。
モートン病が発生してしまう理由とは?
モートン病で傷む箇所で多いのは第3-4趾間に多く、つづいて第2-3趾間です。主に中年の方の発症が多く、モートン病を発症する約9割が女性です。窮屈な靴やヒールなどの足趾の付け根に負担がかかる靴を履くことで圧迫されて発症すると言われています。
当院ではモートン病の原因は骨盤・股関節、足関節の歪みだと考えています。
骨盤は身体の土台だと言われているぐらい大事です。そのため、骨盤が歪むと負担が足関節に集中してしまいます。すると、足関節が歪み症状が緩和されにくい身体になってしまうのです。
さらに、足趾がうまく使えていないと「浮き指」の状態となり、重心が患部に直接当たるようになります。
足底のアーチが崩れ「扁平足」になることで地面の衝撃が直接伝わってしまう。
ふくらはぎが緊張してうまく使えていないと足裏に痛みが出やすくなってしまいます。実際にやっていただくとわかると思いますが爪先立ちをした時にふくらはぎが硬くなっていると思います。足先とふくらはぎは連動しており、その連動がうまく働かなくなった時に足裏の痛みが出やすくなってしまうのです。
内藤接骨院でのモートン病に対してのアプローチとは?
内藤接骨院ではまず動作チェックを行い状態を確認します。
・片足立ちスクワット
・片足つま先立ち
・ジャンプ‐踏切り、着地時の痛みチェック
それぞれの動作でふらつきや立ち上がりにくい、そもそもできない等があれば筋力不足が考えられます。
痛みや炎症が強い場合は、患部に3D立体動態波という特殊電気を使い深部まで電気刺激を当てていきます。特にきっかけや原因がない場合は身体のバランスが歪んでいたり、身体の使い方が悪い可能性があります。この場合は根本治療(骨格バランス矯正&筋・筋膜調整)を行い筋・骨格のバランスを整える治療を行います。股関節や膝の向き一つで体重のかかり方、身体の使い方は変わってきます。また、アダブベースのマット運動で凸凹した所を足踏みしていただくことで普段使わない筋肉を使い、足部の安定性を図り、斜面台にてふくらはぎの緊張を改善していきます。ストレッチやタオルギャザー、カーフレイズ等の自宅でできる運動を指導させていただき状態によってはテーピングにて足底のアーチのサポートをおこないます。
そのままモートン病を放っておくとどうなってしまうのか?
モートン病は放っておくと、足の痛みやしびれがどんどん悪化するだけでなく、施術しててもなかなか治りにくいものになってしまいます。場合によっては足裏にマメやタコができていることがあります。これは足からの「SOSのサイン」です。靴を変えられない時はインソールやパットを使用して足趾の使い方、足への負担を軽減できるようにトラブル対策を行うことをおすすめします。また、モートン病に似た「中足骨頭部痛」があります。痛みが出る範囲がにているので混同しやすいですが、神経の問題なのか関節自体の問題なのかで違います。痛みが悪化する前にぜひ一度ご相談ください。