反り腰
- ✅普段の姿勢の悪さの自覚がある
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- ✅慢性的な腰痛や肩コリがある
✅ついつい足を組んで座ってしまう
✅疲れたり冷えると痛みやしびれが強くなる
- ✅なかなか猫背やポッコリお腹が改善しない
本来人間の身体は頚椎と腰椎は前弯、胸椎は後弯しています。反り腰の場合この腰椎のカーブが強くなり骨盤が前に倒れている状態になります。腰が常に反っている為腰の筋肉が硬くなり腰痛の原因になります。
反り腰が発生してしまう理由とは?
日本人に典型的な不良姿勢のパターンが「猫背+反り腰」です。
今回の反り腰ですが、骨盤の前傾を抑制する大殿筋(おしりの筋肉)とハムストリング(太もも後ろの筋肉)が弱って、大腿四頭筋(太もも前の筋肉)と腸腰筋(膝を胸に引き寄せる筋肉)が短縮して、腰椎を過度に前にカーブさせるために起こります。
反り腰の人は下腹部が緩みやすく、おしりが弱ることで骨盤が前傾し、下腹部に力が自然と抜けてしまった結果、下っ腹がポッコリ出てしまうのも特徴です。
ゴリラと人間の違い
ゴリラは手を付いて身体を反っているような姿勢をとり、人間のように安定した歩行を行うことが出来ない。それは筋肉が弱いからなどでは決してないのです。ゴリラと人間の違いは特に大殿筋にあります。
この大殿筋が人間は発達しているので骨盤が起きてきて、正常な二足歩行が可能なのです。反対にゴリラは大殿筋が弱く、大腿四頭筋、ハムストリングが人間と比較にならないほど発達しているのであのような姿勢、歩き方になってしまうのです。大殿筋は支持脚に体重がかかるとき骨盤・股関節を安定させ、かつ体幹が前へ倒れないように支持しているのです。
内藤接骨院での反り腰に対してのアプローチとは?
まず反り腰のチェックを行います。立位で頭・お尻・カカトを壁に付けたまま、手をグーの状態で腰と壁の隙間に入るようであれば反り腰の可能性が高いと言えます。手のひらがギリギリ入るぐらいの隙間なら正常な範囲なので安心してください。また、ベットや床で仰向けに寝た状態でも同様の方法でチェックできます。
内藤接骨院では、根本改善治療(骨格バランス矯正&筋・筋膜調節)を行っています。骨盤の歪み、筋肉の張りを改善することで可動域をだし、身体全体のバランスを整えていきます。
アダブベースに乗って足踏みしていただけるだけで、下肢、骨盤周りの普段使っていない筋肉を動かすことができ、下半身を安定させ正しい姿勢をキープしやすくなります。
反り腰になった場合日常生活で意識すること
反り腰になった場合、日常生活の中でも改善できる方法はあります。普段の生活の中でぜひ意識してみてください。
・みぞおちに力を入れて過ごしてみましょう
そもそも身体を支える為の筋力が弱い方は、姿勢が崩れやすく反り腰になりやすいためみぞおちやお尻の穴を意識して力を入れて過ごすよう意識することで少しずつ正しい姿勢を保つための筋力を備わってきます。ぜひ意識してみましょう。
・座るときの姿勢を正しましょう
座る際には、骨盤をしっかり立て、浅く座るのではなく深めに座るということを意識して座りましょう。できれば硬めの椅子に変えることをオススメします。
・しっかり地面を蹴って歩きましょう
足を上げてしっかり地面を蹴り、カカトから着地するように意識して歩きましょう。そもそも足が上がっていない人はベタ足で歩くようになり、前重心となり足の前面の大腿四頭筋、前脛骨筋などが張りやすくなります。正しい歩き方をすると、骨盤周りにも不要な筋がつかなくなります。
そのまま反り腰を放っておくとどうなってしまうのか?
反り腰は腰の筋肉が過剰に緊張した状態です。そのまま放っておくと腰に負担がかかるため痛みも出やすくなります。慢性的な腰痛だけでなく腰部脊柱管狭窄症や坐骨神経痛を引き起こし、腰の椎間関節に負担がかかればすべり・分離症にもなりやすいので放置しないように注意してください。
また、上記のように太っていなくても出てくる下腹部のポッコリお腹やゴリラのような姿勢にならないためにもまずは、一度当院にご相談ください。